2024/3 スペイン紀行 その2

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寝たり起きたりでぐっすり眠れたとはいえない。膝と足首が痛い。

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レストランで肉とパンなどを食べる。うまい。機械でしぼりたてのオレンジジュースもうまい。吐き気がする。バスに乗る。

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闘牛場前広場で今日のガイドと合流。路傍に群生している菜花みたいなのが昨日から気になっている。と思ったらガイドが菜花だ(4月下旬から5月はひなげしかなんだったか忘れたけど赤い花が一面に咲く)と言っていた。トレドに着く。

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展望台からの眺めを撮る。

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足元の地図を指差しつつガイドがこれから歩く道順を説明してくれる。

(ガイドが昔職人をやっていたという)象嵌細工を見学し、鳥がかわいいと言ったら祖母が買った(直径2.5センチくらい、職人の手作りなので機械製より輝いており高級)。

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エスカレーターに移動。ここにも菜花。

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昨日から思っていてガイドも同じようなことを言っていたが木々の黄緑の新緑がいい感じである。

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エル・グレコの絵(サント・トメ教会のオルガス伯爵の埋葬)はフラッシュは禁止だが撮ってもいいらしいので撮る。

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(2枚目は祖母による写真。)

ガイドの説明が長くて丁寧で手厚くて感心する。

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それからけっこうな坂の石畳を歩く。トレド新市街に住んでいるというガイドは道行く知り合いたちとたびたびあいさつをしていた。

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カテドラルを見る。

昼食。

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ズッキーニなどの野菜が何味というのかわからないけどかなりうまい。

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カルカムサは食べられるけど最後の方は味に飽きてきた。

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チョコレートのパンナコッタ(だったっけ?)はたいへんうまいが、腹がいっぱい。新しい方のエスカレーターで降りる。

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眺めをなんとなく撮る。

プラド美術館に着く。荷物検査あり。そのあとすぐトイレに行けてギリギリ間に合ったが下痢で危なかった。

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館内は入ってすぐのこの像ともう一箇所の白い像エリア以外は撮影禁止。ガイドによる名画に絞った解説を聞く。ラピスラズリの青ってやっぱ他にない青できれいっすね(※フラ・アンジェリコ、受胎告知)。ボスの快楽の園は人がたまっていてよく見えないがこんなキモくておもろい絵あったらずっと眺めたいよな〜〜〜と思う。扉側の絵は初めて見た。ベラスケスの有名なやつ(※ラス・メニーナス)はでかい。近くで見るとハイライト等の筆致が結構荒めと聞いたことがあったので注目してみたのだがそんな荒いってほどでもなくね?という気持ちに。犬の毛並みとかツヤっとしててよかった(そこ?)。ガイドの説明はこちら側から見て・離れて見てという位置指定もあり、内容の説明がここでも手厚く、象嵌職人をやっていただけあってか、美術と美術鑑賞に関して造詣があるというかなんというかちゃんとしてて、普通のガイドと違っててすごいなと思うけど、他の絵(デューラーの自画像、なんか遠近法がすごいやつ(※ティントレット、弟子の足を洗うキリスト)、ゴヤの裸のマハ・着衣のマハなど)の解説はだいたいにおいてそこまで興味持てず。ガイドによれば珍しいことに館内でピアノが演奏されていた。世界史で見たフェリペ2世っぽい肖像画(※ティツィアーノ、鎧を着たフェリペ2世の肖像)が気になったけど遠目でチラ見するだけで終わる。ゴヤの有名なやつ(※マドリード、1808年5月3日)はそれなりにでかい。見られるかなと思っていたゴヤの黒い絵は最後に説明があり、有名な我が子を食らうサトゥルヌスが見られて、めちゃくちゃうれしい(ここでやっとテンションがちゃんと上がった)。あと他の黒い絵も目がやばい感じにギョロついてたり髪や髭の筆致に言いようのない暗さがあったりして大変良かった。満足した。少しの間自由時間になり、売店に行く。服やサトゥルヌスグッズを選んでいたら時間ギリギリになって、免税書類をもらうための時間は取れず、結局2分くらい遅刻してしまう。

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サトゥルヌス自由帳とサトゥルヌスしおり。
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何の絵か知らなかったが(※ゴヤ、理性の眠りは怪物を生む)かわいかったので買った自由帳。
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扉側の絵も楽しめる快楽の園ポストカード。
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プラド美術館なTシャツと誰の何の絵か知らない花やゴシキヒワが描かれているTシャツ(※tienda pradoのサイトによるとThe Sense of Smell (Peter Paul Rubens and Jan Brueghel the Elder, 1617-1618)の部分)。

太陽の門広場に行く。

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上の方に馬の像がある。

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熊(クマと山桃の像)。

自由時間になり、superdryに向かう。めちゃくちゃ人が多い坂な上に思ってたよりかなりずっと遠くてあせる。

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やっと着いた。店内にいるのは5分間というのを目標にして急いで見る。いい感じのパーカーがあったので疲れでフラフラしつつ買う。

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すごく高い(帰ってからよく見てみたら、前身頃のだいたい下半分が両手を突っ込めるデカめポケットになっており、その後ろに右手の先から右肘まで入るファスナー付きポケットがあり、と二重ポケットで収納力がすごい、あと、すそと背中の中心にずらっとsuperdryの主張がある)。どこから来たかと問われたので日本と答えたら、レジの人は日本に行ってみたいと思っているらしい。急ぎつつ集合場所へと戻る。

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フライングタイガーがあったので外観だけ撮ってみる。ツアーディレクターによると、免税手続きをするなら商品は新品未使用で持って帰るのでなくてはいけないらしい。そうなのか?知らなかった。すぐに着るつもりだったが仕方ない。(プラド美術館で免税書類もらわずに買ったTシャツは次の二日間に着ることができたため、免税書類をもらわなくてかえってよかったか。)

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赤っぽい色のチューリップに紫のビオラという珍しく感じられる色の取り合わせで贅沢な植え込みだなと思う。夕飯は飛行機で食べずにもらっておいたパンとチョコレートと、昨日メルカドーナで買った、売り場の中では一番お値打ちな生ハム。この生ハムはなんだか肉の臭みがある気がして私にとってはいまいちだった。あるいは一緒に食べたパンとの食べ合わせがよくなかったか。ホテルの部屋に置いてある紅茶がうまい。